The eternal triangle  #70

2018.02.20 22:08|☆The eternal triangle 【完】
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(YeSung side)



キッチンでコーヒーを入れていると、リョウクが髪を拭きながらリビングへ入って来た。



「リョウク、コーヒー要る?」

「え!嬉しい!」



返答に、フってなる。



「はい、どーぞ。」



コトッと置いたカップを『有難う、頂きます。』って持つのに、またフフっとなる。



「・・・何?」

「ん?」

「今、笑った・・・。」



あー・・・うん。



「いつもそうやって言ってくれるなぁと思って。」

「?」



誰かに喜んでもらえるって、こんな気分だったっけ。



「・・・僕が嬉しいと・・・ヒョン、嬉しい?」



ん?

そうだな・・・嬉しいって素直に表現して貰えるって、嬉しいかな。



「ん。」



そう言うと、満面の笑みが返って来た。





「・・・二人だけ何やってんの。」

「お風呂上がりのコーヒータイム。ね~?」



同意を求められて頷くと、『ズルいなぁ、誘ってよ。』と言いながらキュヒョンはキッチンに消えて、ビール片手に戻って来た。



「・・・コーヒーじゃないの?」

「風呂上りはビールって決まってるし。」



いやいや、お前が風呂から上がって来たのは今じゃないだろ。

『かんぱーい。』と言って、キュヒョンは缶を俺たちのカップにコツンと当てた。



「「・・・。」」



同じ思いだったのだろう、無言のリョウクと目が合って・・・そして二人同時に笑ってしまった。

日々、暖かくなる気温と同じだけ・・・こんな風に三人の間の空気も温かくなっていく。

・・・もうすぐ春だ。





「いらっ・・・・・・・・・ませ。」



どんな接客だ。

後ろにいるキュヒョンを睨むつもりで振り返ったのに・・・その途中で目を奪われた。



「よ。」

「・・・いらっしゃいませ。」



何か言いたい事が有るから来たんだよな。

良い予感なんてこれっぽっちも無くて、『ここは良いから・・・。』とキュヒョンを押しのけたのだけれど、『なぁ。』とあいつはキュヒョンに話しかけた。




「こいつ、上手いだろ?」



吐き出された言葉に、気が遠のく。














2/18分


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CPはイェウクを中心に・・・83はもちろん、2woon ウンシヘ マンネラインまでほぼ全てに萌える○態です。
まぁ"みんな違って みんないい”ってことで。

*作者の脳内でのお話ですので、当然事実と異なります。事実も都合のいいように解釈し捻じ曲げ、誇張します。苦手な方、取り扱い注意です。

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