again#2 EunHae

2012.11.28 00:00|again(EunHae)【完】
o0700046612126010193.jpg
 EunHyuk side



言いたくないことを言わないといけない時や、
笑いたくなくても笑わないといけないこともあるわけで・・・。




「ヒョクチェ、今日のは・・・。」
「分ってます。すみません。」

収録の帰り、車の中で始まりそうな話に一方的に終止符を打つ。
分ってる・・・事故りかけてた。
いや、接触事故ぐらいの感触はあった。
いつもの様に吐いた一言に空気が凍りついた。
その空気を変えるのにフル回転させ、収録中いつも以上に気を張り詰めることになって・・・今かつてないほどの疲労感・徒労感に襲われているのだが・・・。
いくら自分達とは気心の知れた仲とはいえ・・・いや、だからこそ気が緩んで電波に乗せてしまったとしか言いようが無い。
SMTでならフォローするメンバーがいくらでもいる。
が、周りの若い子からすれば憧れの大先輩な訳で・・・誰もコメントのしようが無かったのだろう。

これを教訓に、肝に銘じなくてはいけない。

いつもなら誰よりも早く笑って場を和らげ、すかさずフォローをしたり逆に俺をディスることで場を挽回するヒョンは・・・居ないんだ。





気がつくとマンションに着いていて、明日は昼からだと確認してマネヒョンと別れる。
宿舎の玄関を開けると、ドンヘの靴があってリビングから笑い声が聞こえ、体が一層重たくなった。
いつも一緒の俺らだけど・・・今は会いたくないかもしれない。
『お帰り。』そう笑顔で言ったドンへから思わず目をそらし『ただいま。』と返事をする。

「お疲れ。・・・ひどいな。なんか飲むか?」

ひどいなっていうのは・・・なんだろう。

「ん・・・いや、いいや。」
「そうか。ほら、お前も明日早いんだろ?」

イェソンなりの気遣いらしい。
が、そんなことがドンヘに通じるわけが無い。
『えー・・・もう少しいいじゃん。』と甘える声がして無性にいらだった。

「・・・いいよな。」

ついて出た言葉は胸の中のモヤモヤと共に吐き出されたような音色だった。

「へ?」
「お前はいいよな。」
「・・・なにが。」

「おい、よせ。」

「美味しいところ持っていくよな。」
「?意味が分んない。」
「ドラマに歌?ダンス?欲張りだな。」
「・・・それ、俺が何もしてないって言いたいのか。」
「バラエティで空回りしたって許されるだろ。」
「・・・何があったか知らないけど、それ俺のせいか?」

いつもならこんなことで言い合ったりしない。
どんな強い言葉を投げたって、受け流すか、悲しい顔になるかだから。

でもこの日、ドンへもいつもと違っていた。
関連記事
スポンサーサイト

Comment

いい

静かな心理戦。

んーーー。たまりません。

ぼんくれさん

いつもコメントありがとうございます。

> んーーー。たまりません。

ありがとうございまーす。嬉しいです。

前半のヒョクの反省は、どっかの番組でユノをディスったことに対してのです。
トゥギがその場にいたかどうかは不明・・・。

どういった番組だったのか元ネタ確認はしてないのですが
ユノ笑い飛ばせなかった・・・らしいので・・・ここで反省を。
非公開コメント

| 2017.10 |
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

ぶひひ

Author:ぶひひ
IKBへようこそ!

FF、SJ中心で・・・BL取り扱いです。

CPはイェウクを中心に・・・83はもちろん、2woon ウンシヘ マンネラインまでほぼ全てに萌える○態です。
まぁ"みんな違って みんないい”ってことで。

*作者の脳内でのお話ですので、当然事実と異なります。事実も都合のいいように解釈し捻じ曲げ、誇張します。苦手な方、取り扱い注意です。

紙媒体化はじめました。(カテゴリ『はじめに』・・・より『本棚』へどうぞ)

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

ページトップへ