again#9 EunHae

2012.12.06 00:00|again(EunHae)【完】
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 EunHyuk side



遠くで雷鳴が聞こえた。
今夜は荒れるという天気予報は当たりだったみたいだ。

「あ。」

ドアを開けると・・・俺の部屋に俺が居て、帰ってくる部屋を間違えたことに気が付く。
入れ替わってしまった日から、常に誰か一緒に居て・・・二人きりになることが無かった。
イェソンヒョンが気付いていてくれて、ありがたいのか・・・迷惑なのか分らないフォローをしてくれているがもう限界だった。

「・・・あのさ・・・今、いい?」
「・・・うん。」

俺の部屋なのに、俺に許可を取ってベッドに座る。
・・・どうやったら一週間でここまで散らかせるのか教えて欲しい。
俺の部屋の形跡はなくて・・・もう明らかにドンヘの部屋の様相だし。


今更、口にするのも恥ずかしいが・・・言わなきゃ分らないこともあるよな。
お前ばっかりずるいって・・・思ってたよ。隣の芝生は青いってやつ?
でも違うよな。俺ら・・・いや、みんなかどっちが得とかじゃないはずだ。

「あのさ・・・「「ゴメン!」」

二人の声が重なったとき、フラッシュのような閃光と共に空気を振るわせるダーンという大きな音が響き、暗転した。





「ドンヘ、起きろ。」

そう呼ばれて体を起すと、お前はまだ寝てていいぞと言われる。

―――今、起きろって言ったじゃん・・・。
あー・・・昨日あのまんま寝ちゃったのか?いつの間に寝たんだっけ?

「ちゃんと別々のベッドで寝ろよ。疲れ取れないだろ。・・・こんなことでスケジュール穴あけるようにでもなったら・・・。もうすこし自覚しろ。」

朝からマネヒョンに説教って・・・幸先悪い。うーんと伸びをして、目を開けると・・・ドンヘの顔。鏡?

「ドンヘ!起きろって!!。」

そう言ってさっきから揺さぶっているのは・・・俺の体じゃなくて・・・ドンヘの体で・・・???
あれ?ドンヘは俺じゃ・・・ん?
俺はドンヘじゃない?!・・・戻った?!

「・・・んー・・・。」
「ん、じゃねぇ。撮影遅れる。行くぞ。」
「・・・撮影?何の。」
「何のって、ドラマだろ。」
「ドラマは、ドンヘだろ。」
「・・・だから、お前じゃないか。」
「へ?・・・ヒョン朝からきついな。」
「キツイのはお前だ。寝ぼけるのも大概にしろ。」

デジャブ?この会話前に一回あったよね?
手を伸ばして横で丸くなっているドンヘの頬をペチペチと叩く。

「・・・痛い・・・痛いって・・・ヒョク?!」

ドンヘもやっと起きたようで、目をやたらと瞬いている。

「・・・ヒョン、撮影って・・・どのシーンから?」
「は?おまえなぁ・・・昨日機材トラブルで殆ど進んでいないだろ。シーン32からだよ。」


・・・それって・・・ドンヘの俺が撮ったシーン・・・。
体だけじゃなくて、時間まで戻ってる?!


「「やった!!」」

「何がだ!!時間無いって言ってるだろ!!急げ!!」

イライラするマネヒョンに10分・・・いや5分頂戴といってドンヘが飛び出していった。
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Comment

兄さんの頭がピンク!?

…じゃ無かった…。
いや…それも衝撃的ですが…。

無事に2人が元通りになって良かった。
お互いになってお互いの事がよく見えたかもしれませんね。

兄さんは見てないようでメンバーをよく見ているから。
心強いヒョンだけど少し言葉が少ないのが玉にきず(笑)かな。

またの新作楽しみにしてます。

マジで?

ドンヒじゃん!!見てくる!!

> またの新作楽しみにしてます。
・・・んふふ。まだ明日もありやすよん。


No title


一気に読みました。

私は、にやけた顔のまま、ラストまで。

もぅ、、、、、、おもしろかった。

深謝

ぼんくれさん、いつもありがとうです。

> 私は、にやけた顔のまま、ラストまで。
どんな顔?どんな顔?!みたーい!!じー・・・・(一_一)

> もぅ、、、、、、おもしろかった。
ありがとうです。次、頑張ります。

ダダダっと怒涛のように打ってたのに、消しちゃった・・・キュミーン!!
もう一度思い出せるかな・・・
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Author:ぶひひ
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FF、SJ中心で・・・BL取り扱いです。

CPはイェウクを中心に・・・83はもちろん、2woon ウンシヘ マンネラインまでほぼ全てに萌える○態です。
まぁ"みんな違って みんないい”ってことで。

*作者の脳内でのお話ですので、当然事実と異なります。事実も都合のいいように解釈し捻じ曲げ、誇張します。苦手な方、取り扱い注意です。

紙媒体化はじめました。(カテゴリ『はじめに』・・・より『本棚』へどうぞ)

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