あした雨が上がったら #11 

2012.12.14 00:00|☆あした雨が上がったら 
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RyeoWook side

ヒョクチェが慌てて電話を切ってから、20分ほどでソンミンがイトゥクと一緒に事務所へやって来た。
イトゥクとイェソンにコーヒーを入れたマグを持って行き、残りのカップをモニターを見ながら作業をする3人にも持っていく。

「ありがとう。」

いつも柔らかい笑顔で礼を述べてくれるソンミンは、別々のプランなのにキュヒョンとヒョクチェのを同時にチェックして試算し始めていて・・・毎度ながら関心する。

「白紙からのプランニングだけど。どう?時間取れそう?」

「んー・・・。」

と言ったっきり黙ったイェソンに
「俺無理だから!」と離れたところにいるのにヒョクチェが声を上げた。

「まだ何にも言ってないだろ。」

「無理ムリムリ・・・。大体、俺が今幾つ抱えてるか知ってる?ヒョンは設計して終わりだけど、内装からロゴ、小物って全部こっちに降りかかってるんだよ。キュヒョンのホールの内装もまだラフだし。キュヒョンに言って。」

「は?何で俺なんですか?そもそも俺、建築専攻であってインテリアやデザイン担当じゃないし。そこはヒョンのバイタリティで。」

「アホか!バイタリティもなにもないだろ。」

「へー・・・女の子と過す時間はあるのに?」

「そんな時間ない!あったら・・・」

「そうですね、あったら振られてませんね。」

「ヤー!!」

言い合いをはじめた二人を呆れたように見るイェソンとイトゥク。
真横で展開されているのに、そんな雑音耳に入らないとでも言うように自分の仕事をしているソンミンに、止めなくてもいいんですかと問いかけると、そのうち飽きるでしょと返事が返ってきた。



「・・・リョウク、してみるか?」

「へ?僕?!」

「そうだね、リョウクなら設計からインテリア、ノベルティに至るまで全部1人でプラン作れそうだしね。」

イトゥクが賛同する。



僕が・・・店舗設計?
出来るだろうか・・・まだ、早すぎはしないだろうか。



イェソンを見つめ返すと、うんうんと頷いていて・・・『大丈夫、出来る。』って言ってもらったような気になる。


「全力でサポートに着くよ・・・ソンミンが。」

「俺?!トゥギヒョンがするんじゃないの?!」

「お前のツテで来た話だろ。」

「うーん。まぁ・・・面白そうではあるよね。よし、リョウクやろっか?」

下から上目遣いで見上げるソンミンさん。
この可愛い人に迷惑かけちゃわないかな・・・。

「誰でもいつかは一歩踏み出さなきゃいけないしね。出来るよ、皆でサポートする。」

そう笑顔でイトゥクに諭すように話されると・・・出来ないとは言えない。

「・・・やります。宜しくお願いします。」

頭を下げると、バンっとソンミンに背中を叩かれる。


!!!っって!!!
この人、意外とマッチョなんだよなぁ・・・。


「じゃぁ、打合せ始めよう。」


イトゥクの声に腰を上げたソンミンと一緒に打合せテーブルへと歩を進めた。
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FF、SJ中心で・・・BL取り扱いです。

CPはイェウクを中心に・・・83はもちろん、2woon ウンシヘ マンネラインまでほぼ全てに萌える○態です。
まぁ"みんな違って みんないい”ってことで。

*作者の脳内でのお話ですので、当然事実と異なります。事実も都合のいいように解釈し捻じ曲げ、誇張します。苦手な方、取り扱い注意です。

紙媒体化はじめました。(カテゴリ『はじめに』・・・より『本棚』へどうぞ)

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